天童山パラグライダー跡地

京北の街並みが一望できるこの場所。畑や田んぼと家、さらに真ん中を流れる川のバランスが素晴らしく、その向こうには朝日が当たり始めた山の青さが延々と広がっていきます。かつての日本の都市近郊にはあったが失われてしまった景色を見ているようで、この地域の自然を守っていくことが大切です。

陸の豊かさは自然が多ければいいというものでもありません。適度に人間の手が必要な場合もあり、その一例は林業です。少子高齢化の進む京北でも林業事業の衰退の傾向はやはり見られているという話を聞きました。こうした景色を守ることは、同時に自然との向き合い方を考えるきっかけにもなります。