京都市 総合企画局総合政策室

齋藤 久也

SDGs・レジリエンス戦略課長

SDGsの源流を知り、
well-beingを見つめなおす

CHAPTER 01

なぜ今、
京北・ことすなのか。

京都市の北部,京北ではかつての都の発展を支えてきた林業が衰退の危機にあります。その背景には,木の消費自体が減少,安い外材の流入,生活スタイルの変化による和室の減少から磨き丸太,銘木が使われない状況などがあります。効率性や安さが優先された結果,日本人が大切にしてきた生活の中にある暮らしの文化(四季折々の行事など)が急速に失われ,心の豊かさ・幸福感を実感しにくくなってきています。さらに,それらの変化を元に戻すことが難しくなってきてしまっているのです。

CHAPTER 02

アップサイクルの文化を
体験する

上流から下流へ,山間部から都市部へ,モノの流れ・循環の大切さを知り,持続可能なサイクルをつくることの大切さを理解することが求められています。例えば,木は素材になり,製品になり,生活の中で何度も形を変えて使い回され,最後はエネルギーにもなります。日本人には,木も着物も何度もアップサイクルを繰り返し,ロスにならない知恵を持っています。ことすでは,その体験を通じて『気付き』⇒『行動変容』⇒『豊かさの享受』⇒『人への伝達』という好循環を目指していきたいと思っています。

CHAPTER 03

Kyoto×SDGsで
未来を創る旅を味わう

ことす・京北では,豊かな自然や木の文化(木の特性を知り,生活の中に木を取り入れる。木が持つ風合い,美しさ,優しさが生活を豊かに。)を見つめなおし,日本人が培ってきた豊かな暮らしの文化を思い出すきっかけを提供したい。そして,文化とは何か,文化への再認識と生活への取り入れ方を学び,そして脱炭素のイノベーション・well-beingへの実践へのヒントを探しにきてください。

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